氏名の変更

氏名(姓名)の変更はできる?

姓名判断,幸せ,運勢

氏名(姓名)の変更というのは、可能なのでしょうか。
芸能人の方々は、より売れる名前に変えるというのは
日常茶飯事ですが、戸籍上の名前ではどうなんでしょう?
名前を変えてみたいと思ったことがある人は意外と多い
ようです。

 

日本人の苗字の種類は、10万から20万と世界でもっとも種類が多い
ともいわれています。人が姓を変えるのは、ほとんどが結婚するとき
です。 日本でも昔から結婚後に、夫か妻、どちらかの姓に統一する
習慣があり、現在でも95%以上の戸籍で夫の姓が採用されています。

 

日本では、現在、国民の姓名の変更は「家族戸籍法第224条」によって、
その手続きが規定されています。この法律によれば、婚姻登録日から
6ヶ月以内に戸籍上の居住地の役所に姓名変更の申請を提出すること
で、夫または妻の姓に変更できることになっています。

 

6ヶ月経過した後の変更は、「然るべき理由」として、裁判所が妥当と
決定した場合にのみという規定もあります。 また、1990年代なかば
頃から夫婦別姓問題として、さまざまな議論がなされています。

 

結婚後も夫婦別姓を採用することの利点として指摘されているのは、
姓を変える側の男女平等であることなどがあり、反対意見としては
夫婦間の絆や、生まれた子供の苗字をどちらにするかの問題もあげ
られています。名前では、社会に受け入れられないほど読みにくい
名前や特別な理由がある場合は、変更を認めてもらえるようです。

 

ちなみに私の兄は、とても読み方がむずかしい名前だったため、大人に
なってからですが、親ともよく相談をした結果、「読み」を変更する申請
手続きをしました。そして、漢字はそのままで読み方だけを変えたのです。

 

とくに姓名判断をしたわけでもないのですが、子供のころからずっと、
名前を正しくよんでもらえないことが悩みだったようです。なまえの
変更によって、とてもすっきりした気分になったと言っておりました。

 

ただ、名前が読みにくいとか難しいというのも、初対面の人との話題の
材料にもなって打ち解けやすくなるということでメリットもありました。

 

その後の人生がいい方向へ向かうかどうかは本人次第でしょう。
そして、名前はそれを助けるものであることも否定できません。
一生、大切に付き合っていきたいものですね。

 

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